おさなご
だるま・達磨
丸い繭(まゆ)のような形をして赤い衣に身を包み、眉毛がドーンと生えて、ギョロっと大きな目玉をしたお人形…。だるまさんですね!だるまさんは漢字では達磨という文字が当てられ、臨済宗や曹洞宗などの禅宗ではインドから禅の教えを初めて伝えた祖師ということで初祖(しょそ)と呼ばれ、特に尊ばれています。この禅宗初祖達磨大師は老齢になってから中国に渡り、150歳まで生きたのだとか!その伝記は盛りに盛ったストーリーでどれだけ真実を伝えているかは不明です。
前述のだるま人形の歴史は古く、発祥の地は定かではありませんが、全国にだるま人形が広まったのは中山道の宿場町群馬県高崎の達磨の影響が大きいとも言われます。だるま人形の産地は全国に数多くあり、宮城県では宝船に乗っている松川だるまが有名です。
また、だるま人形のことを起き上がり小法師(こぼし)と言うのをご存知でしょうか?すべてのだるま人形がそうではありませんが、だるま人形の中には倒すとまた元通りに起き上がるものがあります。東北だと会津若松の起き上がり小法師が有名です。この起き上がり小法師が転んでも起き上がる姿は、達磨大師の不屈の精神を表すかのようですね。
子供の成長過程を考えてみると、転ばないことよりも転んでも起き上がることが大切!むしろ人生の大怪我をしない為には、ちょいちょい適度に転ぶことも必要だと思います。
園長 千坂成也
